使用する用途はかなり限られてくると思いますが、GeneXusで作ったシステムからPCの環境変数の値って取れるのかなと思ってやってみたら取れたのでその方法を記載します。
環境変数を登録
まず環境変数を登録します。

「GX_Variable」という名前で「12345678」と言う値を登録しました。
GeneXusで実装
今回は下記のように実装しました。
WebLayout

Events

調べた感じだと、RunTimeって外部オブジェクトを使えば行けるとのことだったのでそれで実装。
変数を入力して環境変数取得ボタンを押下すると、値が返ってくるという簡単な画面。
予想では変数に「GX_Variable」を入れて環境変数取得ボタンを押下すると、値に「12345678」と入るはずです。
検証
では実際に動作を確認してみましょう。
変数に「GX_Variable」と入力して環境変数を取得を押下。

無事に取れました。
最初うまく動作しなかったのですが、ApplicationServer(今回はTomcat)を再起動したら取れるようになりました。
環境変数登録後はApplicationServerの再起動が必要みたいでした。
まとめ
今回はWindowsの環境変数だったので取れましたが、環境が変わるとどうなるかまでは検証できておりません。
Linux環境や、AWS上にデプロイしたときにも取れると良いんですけどね。
機会があったら試してみようと思います。