GeneXusでエラーページの表示

システム内で予期せぬエラーが出たらアプリケーションサーバのエラーが出るときがありますよね?

今回はエラー画面を作成して、GeneXusのプロパティでそのエラー画面を表示するように設定してみようと思います。

事前準備

まず今回作成するエラー画面はGeneXusで作成するのではなく、HTMLを書いて静的なページを一つ作ります。

error.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>エラー画面</title>
</head>
<body>
  <h1>エラー</h1>
  <p>予期せぬエラーが発生しました。</p>
  <p>管理者にお問い合わせください。</p>
  <p><a href="/">トップページに戻る</a></p>
</body>
</html>

すごく簡単ですがこんな感じで作りました。

次にこのファイルをGeneXusの「ファイルオブジェクト」に追加します。

プロパティ設定

Http Error Handlersと言うプロパティがあるので、そこにファイルオブジェクトに追加したファイルを指定します。
ステータスコードは404を一つ登録しました。

動作検証

まず普通に存在する画面を開きます。

その後URLを存在しない画面に変更します。

問題なく作成したHTMLページが表示されましたね。

まとめ

今回の方法ですと、GeneXusで作成したエラー画面は設定できないので、あくまでも静的なHTMLファイルの表示となります。
(GeneXusで作成したエラー画面を表示したい場合はweb.xmlに記載すれば可能です。)

実装しやすいし管理も簡単なので、良かったら使ってみてください。

Blog一覧へ